ドナルド・トランプがアメリカ大統領になると日本に脅威はホント?

   2016/10/30

ドナルド・トランプがアメリカ大統領になると日本に脅威はホント?
というタイトルで綴っています。

こんにちは、みらじです。

次期アメリカ大統領候補の呼び声も高い共和党候補の
ドナルド・トランプ氏の政策やマニフェストについては
日本でもかなりの関心事になっていますよね。

5b6b6069e25c8cbc944ad25bd7c7a925_s

それは、トランプ候補の選挙演説の中に日本の将来に
大きく影響を及ぼすかもしれない発言が多々あるからに
ほかなりません。

ドナルド・トランプ氏、日本に対してはどんな思いが
あり、大統領に当選したら、一連の発言に対しその通り
に実行する構えでいるのでしょうか。

 日本をどのように見ている

ドナルド・トランプ氏の日本に対する印象や見方って
どんな感じなんでしょう。

日本については貿易上のライバル国と見た発言が多い。

1990年には米雑誌記者のインタビューに答えて
「まず日本はアメリカに商品を売りにきて
我々のお金を残らず日本に持っていく。

次に、そのお金を返しに戻ってきてマンハッタン中の
不動産を買いまくる。

というわけで、両方ともこちらの負けだ。」と論評。

米国の有名な不動産を日本企業が買収していることに
ついて感想を求められると、

日本による爆買いでマンハッタンごと買い占められる、
という危機感を示し「自分はそのことの最大の受益者の
1人だから文句さえ言うべきではないのかもしれない。

所有する資産を売るように望まれたら大はしゃぎする
かもしれない」とした上で、「いらだつ」と拒否感を
示していた。

2015年の出馬会見では、「彼ら(日本)は、百万台以上の
日本車を送ってくるが、

我々はどうだ?最後にシボレーを東京で見たのはいつだ?
存在しませんよ。彼らは我々をいつも打ち負かしてきた」
と発言。

為替政策について批判しており、たびたび「日本の度重なる
円安誘導のせいで、友達は高いキャタピラーではなく、
コマツのトラクターを購入した」と発言している。

日米安保条約についても、アメリカ防衛の義務を日本が
負っておらずアメリカが日本を防衛する義務を負っている
ことに不満があると見られる。

1990年には「日本は石油の7割近くを湾岸地域に依存して
いるが、その活動は米軍が守っている。

日本は米軍に守られて石油を持ち帰ってアメリカの自動車
メーカーを叩きのめしている」「日本の優れた技術者は
ビデオデッキや車を作り、アメリカの優れた技術者は
ミサイルを作って日本を守っている。
日本にコストを弁償させるべきじゃないか」と発言。

大統領選挙出馬後には、
“If somebody attacks Japan, we have to immediately
go and start World War III, OK? If we get attacked,
Japan doesn’t have to help us.”

(「もし誰かが日本を攻撃したら私たちは即座に第3次世界
大戦を始める、OK?だが、我々が攻撃を受けたら日本は
私たちを助けなくてもいいんだ。」)

“If Japan gets attacked, we have to immediately go
to their aid, if we get attacked, Japan doesn’t
have to help us.”“That’s a fair deal?”

(「もし日本が攻撃されたら私たちは直ちに救援に
行かなくてはならない。もし私たちが攻撃を受けたら
日本は私たちを助けなくてもいい。」「この取引は
公平なのか?」)

との発言が伝えられている。

出典:wikipedia「ドナルド・トランプ」

事業家で巨万の富を築いてきたドナルド・トランプ氏。
その道のりは順風満帆ばかりではなかったといいます。

巨額の負債を負ったり倒産の憂き目にあったりと様々な
経験から今のトランプ氏が作り上げられているようです。

ドナルド・トランプ氏が転落と再興を経験していた時期は
1980年代後半から1990年代前半の頃、日本ではバブル景気
に湧いていたころです。

金余りの日本は海外の不動産や美術品を次々に買いあさっ
てましたね。

1989年、日本のバブルの絶頂期にはアメリカの富の象徴と
いわれたロックフェラーセンター「ジャパンマネー」
標的になり三菱地所が、当時の金額2200億円で買収
したことも大きな話題になりました。

684058150f11b4276c23c1ee00c640b3_s

強いアメリカのシンボルのロックフェラーセンターが
買収されたことでアメリカ国民からは反感を買っていました。

ドナルド・トランプ氏はこの時の印象が心に深く刻まれて
いるのではないでしょうか。

為替面・貿易面・安保面と日本に対しては決して寛大とは
思えない発言が並んでいます。

 為替・貿易面でアメリカを苦しめてる?

ドナルド・トランプ氏は、自動車貿易を例に挙げていますが、
彼が言うには、日本は関税なしにアメリカに何百万台も輸出
しながら、日本はアメリカ車を受け入れていないといいます。

wikipediaの引用でもご紹介しましたが、たびたび「日本の
度重なる円安誘導のせいで、友達は高いキャタピラーではなく、
コマツのトラクターを購入した」とも発言。

でもこれって事実ではないはず。

乗用車の場合、日本からアメリカへの輸出には2.5%の関税
かけられているのに対し、

アメリカからの日本に対する輸出は関税無しと日本にとって
逆に不利な貿易形態になっているはずです。

つまり

日本がわざと不均衡な貿易に持ち込んでるんじゃなくて、

燃費面などでアメ車を大きく凌ぐ日本車がアメリカでも支持
されているだけということ。

逆に、デカイ車体で取り回しも悪く、燃費など鼻から考えて
ないだろうと思えるアメリカ車を日本人が好んで買いますか?
って話です。

トランプ氏に限らず、昔からアメリカは日本が厳しい規制を
かけるからアメリカ車が売れないといってきましたけどね。

だったら、ベンツとかBMWとかアウディとか欧州車だって
売れてこなかったでしょってことでしょ。

為替誘導についてもそうですが、長年ドル安に為替誘導して
きたアメリカ。

無節操とも思えるドル安誘導のお陰で、日本は安倍政権に
なる前は、長きに渡って円高・株安で苦しめられていたでは
ありませんか。

日本の為替誘導なんてアメリカのものに比べたら屁でもない。

選挙対策として国民への発信として言っているんだろうが、
ここまでデタラメな発信が大統領候補の口からなされる
アメリカって「どんな国なの?」ってことになりませんか。

日本の為替誘導のせいでコマツのトラクターが売れて、
本国アメリカのキャタピーラー社のトラクターが売れなく
なるんじゃなくて、

コマツのトラクターが品質と価格がリーズナブルだから
売れている意外に何もないんですよといいたいです。

こういうのを「いいがかり」っていうんですよね。

 安保について

ドナルド・トランプ氏の日米安保に対する考え方については
竹島や、尖閣問題を抱える日本にとっては脅威になるのでは
と考える人が多いと思います。

ただ、この問題に対しては日本もそろそろ本格的に考えな
ければならない問題かもしれません。

トランプ氏の考えがすべて正しいとは思わないが、

すべてアメリカに頼ることができないだろうと考えている
日本人は現実的には多いのでは。

考えたくもないが、中国が日本を侵略してきた場合、日米
同盟は必ず履行されるとは思えないと考えている日本人は
決して少なくないんじゃないでしょうか。

戦争なんて誰だってしたいと思う人なんかいないけど、
不本意な侵略を受けた時に誰が国を護るの?って話です。

今のアメリカはいい意味でも悪い意味でも確かに世界の
親分的役割を果たしていますが、

過去には孤立主義を取り他のどの国とも同盟を結ばなかっ
た過去があり、そういう時に第二次世界大戦が起こってる
わけです。

トランプ氏が自ら唱える、同盟軽視の孤立主義に本当に
シフトするとなると世界中のアチコチで歯止めが利かなく
なる恐れが十分ありますね。

アジアだけでも、すでにわが物顔の南シナ海だけでなく
東シナ海や、ハワイまでの太平洋の半分を狙う中国が
そんなアメリカのスキをつかないはずがないでしょう。

「国際世論で解決」とか「対話外交で平和的に解決」とか
日本の多くの政治家が脳天気な発言を繰り返しても、
あくまでそれは日米同盟を前提とした話ですよね。

トランプ氏はその同盟関係に疑問を投げかけている訳だから
日本はこの先も安心ということは決してないといえます。

逆にトランプ氏は、世界の中での非常に不安定で危険な地位
にある日本を日本国民に示してくれたいえるわけです。

日本の国や国民はアメリカが守ってくれるのではなく
日本人自らが守らなくてはならないのは当然です。

「国際世論で解決」とか「対話外交で平和的に解決」が
もはや世界で通用しないことも国民はきちんと理解しな
ければならないということです。

 まとめ

何かとお騒がせな発言でアメリカ大統領選を突っ走っている
共和党候補のドナルド・トランプ氏が日本に対して抱いて
いるイメージなどについてまとめてみました。

57d3b35082ae8f94afb64beaaec03a51_s

ドナルド・トランプ氏の発言の多くは「ホントにできるの?」
って思えるものも多いと感じますが、

アメリカ大統領として本気で取り組めば、ある程度のところ
までできるなと思えるものもあります。

だからお金もあまり使わずに国民の大きな支持を受けてるん
でしょうね。

保護貿易主義を貫いてアメリカ国内産業を護っていく政策や、
同盟を軽視する孤立主義などは大統領の意気込み次第では実現
してしまうということを周りの関係国は真剣に考えなければ
ならないと実感します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。