無断でリンクを貼る行為は著作権に抵触するのか?

   2017/07/26

無断でリンクを貼る行為は著作権に抵触するのか?というタイトルで綴っています。

こんにちは、みらじです。

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無断リンク、リンク先のウェブサイト等の管理者に「リンクを貼ってもいいですか?」との承諾を得ずに自分のウェブサイトやブログにリンクを張る行為。

これは、著作権に抵触する違法な行為なのかについて調べてみることにしました。

ブログなど、頻繁に更新するための記事作りだけでも大変ですよね。それ以外にもCSSを弄ったりして見せ方を変えてみたりなど、けっこう面倒くさいことばかり。

そんな思いを抱かれる方もたくさんいるのではないかと思います。(実は私もそういう一人かと・・)

しかし、ある程度記事が増えてくると、さらに気にしなければならなくなるのが、運営していく上でのルール

今回は、自分のブログに他のサイトのリンクを貼る行為が承諾の有無によって著作権などの問題が生じるのかどうか調べてみました。

 無断リンクには肯定派と否定派が存在する。

2000年代に入ってから無断リンクについて、その肯定派と、否定派の間で一つの論争が巻き起こったといいます。

肯定派は文字通り無断リンクを肯定する立場で、その根拠はwwwの考案者でハイパーテキストシステムを開発したティム・バーナーズ=リーの設計思想には無断リンクなんていう考え方はないんだから許可なんか意味がない。

それに対し

否定派、つまり無断リンクは許さないとする立場からは、無断でリンクを貼られることを不快と感じる人もいるわけだから被リンク側の意思は尊重されなければならない。

肯定派の考え方にも否定派の考え方にも一理あるように考えられますね。

 法的に問題点はあるのか

無断リンクには法的に問題になることはあるのでしょうか。

リンクは原則的に自由だが、不正に利益を得たりリンク先に損害を与えるといった目的がある場合、またはそのように解される方法でリンクしている場合には、不正競争防止法・商標法・著作権法などにより法的な問題が発生する可能性がある。
出典:「電子商取引及び情報財取引等に関する準則」

特殊なケースかもしれないが、上記のような場合には法的責任が生じることもあるそうです。

上記のケースではリンクの目的を問題にしているようですが、リンクの方法によっても、著作権法上の問題になる可能性があるようです。

それは、『直リンク』といわれる画像・動画・音楽などを自己のサイトに埋め込む方法によって、いかにも自分のサイトの一部であるかのように見せかける行為。

さらに『ディープリンク』といわれるトップページ以外へのリンクを張ること。これらは、いろいろなブログでよく見かけますよね。

直リンクの場合は著作権が問題になるだろうというこは容易に判断できますが、ディープリンクなどは自分も安易ににやったりしてました。

ディープリンクは過去においては海外などで裁判事例もあるそうですが、現在では法的根拠が乏しいこともあるせいか、明確な強制力がないとされているそうです。

ちょっと安心しました。それにしてもホントややっこしい問題がたくさんありますよね。直リンクもディープリンクも無断リンクでなく許可を得たリンクなら何の問題もないというわけですが。

 まとめ

ということで「無断リンク」は著作権に抵触するのかどうなのかという問題について書いてみました。

結局「無断リンク」は著作権に抵触するのか・・・次のようなオーソリティーの興味ある二つの見解をご紹介してみますので是非参考にしていただければと思います。

Q.無断でリンクを張ることは著作権侵害となるでしょうか。

A.リンクとはホームページをほかのホームページに結び付ける機能をいい、ホームページに飛び先を書き込んで、それをクリックするだけで目指すホームページにジャンプできるようにすることを「リンクを張る」という言い方をします。

リンクを張ることにより、他人のホームページにある著作物に容易にアクセスすることができるだけに著作権侵害とはならないかが問題となります。

結論を先にいえば、リンクを張ることは、単に別のホームページに行けること、そしてそのホームページの中にある情報にたどり着けることを指示するに止まり、その情報をみずから複製したり送信したりするわけではないので、著作権侵害とはならないというべきでしょう。

「リンクを張る際には当方に申し出てください」とか、「リンクを張るには当方の許諾が必要です」などの文言が付されている場合がありますが、このような文言は道義的にはともかく、法律的には意味のないものと考えて差し支えありません。

ホームページに情報を載せるということは、その情報がネットワークによって世界中に伝達されることを意味しており、そのことはホームページの作成者自身覚悟しているとみるべきだからです。

リンクを張られて困るような情報ははじめからホームページには載せるべきではなく、
また載せる場合であっても、ある特定の人に対してのみ知らせようと考えているときは、ロック装置を施してパスワードを入力しなければ見られないようにしておけばよいだけのことではないでしょうか。

もっとも、クリックすることにより、他人のホームページ上の情報が自分のホームページのフレームの中に取り込まれるという形式のものであれば、話は別です。

このような場合、自分のホームページの中に他人の情報を複製することになるので、
複製権の処理が必要になってくるように思われますし、また取り込む情報が一部分であるならば不要な部分をカットしたということで同一性保持権(著作権法第20条)も働く可能性があるからです。
出典:公益社団法人 著作権情報センター(以下「CRIC」)

もうひとつのオーソリティによると

他のホームページにリンクをはるときは、それが他人のホームページであることがはっきりわかるようにしなければなりません。

また、リンク先が人種差別や偏見にもとづくものであったり、わいせつ、ねずみ講勧誘など違法なページであったりしないか、よく内容を確かめてからリンクしましょう。

リンク先のホームページにリンクの可否に関する記述があれば、それを尊重しなければなりません。
出典:財団法人インターネット協会「リンクの取り扱い」

公益社団法人 著作権情報センターの考え方だと直リンクなどの場合を除き無断リンクを容認しているようですが、

財団法人インターネット協会はどちらかといえば被リンク側の意思を尊重する立場をとっているようです。

「無断リンク」・・なかなか難しい問題みたいですよね。

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